サイト更新：読切『623』公開。

　６月も２３日を迎えました、更新報告です。体調は戻ったり、崩したり、崩したり。もうそろそろ不健康以外の話題が欲しいです。レビューとかカテゴリー作ったわりに使ってないしなー。まあ、ここのブログはサイトの更新報告がメインですので、ということでひとつ。

　本宅・吟月堂にて読切『623』を公開致しました。近頃めっきりワンショットめいています。定期的にそういう波が来るようです。ただ最近の流れからは少々毛色の違う雰囲気の……まあ、読んでみてください。あまり愉快な話ではないですが。
　余談ですが、自分は実体験を元に話を書けません。感触とか風景とか、そういう材料だけなら使えるんですが、自分の体験をフィクションとして書き改めることができないんですな。そういう意味では、ひょっとしたら今しか書けない類の話なのかもしれない、と思わないでもない。
　あと、あれだ、今回は横書きの恩恵を感じました。縦書きだったらさぞ書きにくかったろうなと。数字とか単位は横書きの方が見栄えが良い。まあ、仮名に直せば済む話ですけども。

　ところで、件の豆本が手元に２冊残っていたりして……どうしようかな、これ。また何か旅立たせる機会はあるのかしらん。

サイト更新：読切『鬼の居ぬ間に』公開。

　５月も２３日を迎えました、更新報告です。一年中が季節の変わり目な気がしてきましたよ、水森兄さんは。丈夫な体が欲しい……パソコンに向かうくらいの元気はあるけども。

　本宅・吟月堂にて読切『鬼の居ぬ間に』を公開致しました。先月に続きワンショットノベルです。短いです。でもこの話を長く書く意味はないと思う。本宅のコメントにも書きましたが、身内向けです。いや、別に身内でなくとも問題なく読めるんですが、うん、ピンポイントで狙えるターゲットが一人だけいるので。公私混同と言ってくれるねい、個人サイトの特権だ。

　あ、先日のコミティア委託の件ですが、拙作を買ってくださった方々、ありがとうございます。この場を借りて御礼をば。委託させてもらった芳之さん、合同スペースの方々にもあわせて感謝を。おかげさまで黒字です（人件費除く）。豆本、手間はかかるが材料費は大したことないんだぜ。

サイト更新：読切『blossom shower』公開。

　４月も２３日を迎えました、更新報告です。めっきり春めいておりますが、近頃外出すると鼻がむずむずします。外に出て、太陽の光を浴びるとむずむずっと。断じて花粉症ではございません。ええ、断じて。そんなわけがない。

　本宅・吟月堂にて読切『blossom shower』を公開致しました。定期更新では久し振りのワンショットノベルです、短いです。昔々から水森兄さんを知ってらっしゃる方はひょっとしたらデジャブを体験できるかもしれません。いわゆる旧作改稿ですので。散文詩と掌編小説の区別がつかない頃の話を横目に、改めて書き直しました。いかに何も考えずに感性に任せるまま書き殴っていたかが知れました。伏線を張りたかったんだね、けどこれは伏線になってないと思うよ……と昔の自分に教えてやりたい。ちょっとはマシになっているかと思います。そうでなくては困る。

　あ、一部の方向けに追伸。エイプリルフールで取り上げました例のブツは、結局幻の作品とさせて頂こうかと。どうしたものかと思いながら再度目を通していたら、ちょっと、うん、恥ずかしくて無理。あと、長いのですよ、あの話は。以前書籍化された（これはエイプリルフールでなく）『ぼくのぷわぷわ』の倍くらいありまして、サイトに上げようとするとページ割りが面d……げふんげふん、読みやすくできそうになかったので、うん。あるいはいつか、もう少しブラッシュアップすることができたらお目にかけるかもしれません。まあ、老後にでもね。

サイト更新：読切『fool for you』公開。

　３月も２３日を……過ぎました、更新報告です。不定期更新を経て、新作を書き下ろそうと躍起になっていたら、いつのまにか２３日が終わっていました。たかが一日、されど一日。不甲斐ない。

　本宅・吟月堂にて読切『fool for you』を公開致しました。はい、ちゃんと新作です。かなりぎりぎりまで書いていたので、正直なところ、推敲がですね……書きたいことは書いたけど、伝えたいことは伝えられないんじゃないかという不安に駆られております。って、先月もそんな感じのことを言っていたな、水森兄さんは。学習能力に欠けておりますな。そもそも時間の管理能力が（以下略）。

　とりあえず、人との別れだなんだでごたごたしている時に書く話ではなかったな、と。自分にとって小説はフィクションであって、私小説なんかもってのほかな人間なので（読む側としては平気だけど）、妙にシンクロする素材があるとうまく書けんものでした。折を見て改稿するやも知れません。面倒臭がりなので可能性としては低いですが。

サイト更新：『Rules』にて『寄り添って』公開。（おまけつき）

　『吟月堂』の不定期更新のお知らせです。覚えてますか、『Rules』のこと。奇特な皆様に縛って頂く企画です。作品ページの下の下にこっそりとあります。ほんとですって、面倒がらずにスクロールしてみたらいい。

　で、今回の縛りはずばり「１００文字以内」。これ、いざ書いてみると短さに驚きます。ちなみに上の段落がちょうど１００文字です。うひー、短い。ここまで短いと小説と呼んでいいものかどうか悩みますが、まあ「実験小説」だということでご容赦を。

　それでですね、せっかくなので没になった一作をこちらに放り投げてみようかな、と。この長さだからできる芸当。ちょっとやましい感じなので、閲覧には多少のご注意を。とはいえわかりやすい描写はないので、ぴんと来ない方には全く意味不明だと思います。わかっちゃった方は、うん、こっち側。

『ひとりあそび』

　浅い息遣い、きつくつぶる目、震える背筋、掌のぬるりとした感触、酷い自己嫌悪、君を汚した罪悪感。
　それはただの一人遊び。君に会えない僕の遊び。
　君はもう、彼のものだから。

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　……『理想の人』の次の更新がこれじゃあちょっとあんまりだと思って没にしたなんて、まさかそれだけの理由じゃあないですよ、ええ、まさか、そんな。

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